関節リウマチ
訪問前の経過:関節や筋肉の痛みが強く、長い距離を歩くことが難しかった。痛みでやりたいことや生活目標がなくなっていた。
リウマチによる手の変形が助長しないような家事動作の指導と、一人で近所のスーパーに買い物に行けるように、自宅でリハビリをしてほしい。
買い物が1人でできるようになり外に出る自信に繋がった
自信が持て、新たに家族と旅行に行くという目標が達成できた。
適切な動作指導と福祉用具の選定により痛みが軽減でき安楽に生活出来るようになった。痛みでやめていた買い物や、諦めていた旅行にも行くことができた。
「旅行に行けるようになるとは思わなかったからとても嬉しい。今度は手すりのある温泉を探して行ってみたい」(利用者様より)
病気の予後を考え、歩行器を選定し身体に負荷がかかりにくいものにしたことで長距離の歩行が可能となった。痛みを助長しない生活動作練習を重ね、スーパーにも買い物に行けるようになったことで自信がつき、諦めていた趣味活動の再獲得に至った。
左被殻出血 右片麻痺
訪問前の経過:なんでも一人でやろうとして、怪我したり転倒を繰り返していた。主介護者も気が気では無いもののつきっきりは出来ない。爪を切ってもらうと深爪になり怖いことがあったことで、ご本人も人に頼らず何でも自分で出来るようになりたいという気持ちが強まっていった。
身の回りのことを少しでも自分で出来るようになり、奥様の介護量を減らしてほしい。
片手でできる自助具を作成し動作練習を行う。
片手でも安全に爪が切れるように市販の電動ヤスリを固定できる自助具を作成した。
安全に、自分が納得する爪切りが出来るようになった。
市販の電動ヤスリを、病状に合わせて使いやすいよう改良し、自分の思うように爪を整えられ、出来栄えに満足された。
麻痺があっても病状や身体機能に合わせた道具を見つけ出すことで、自分でできる事が増えその満足度が上がれば、介護量の軽減や生活の質が上がっていく。